作業環境測定とはどんな仕事なの? その内容と3つの手順を大公開!

安全に作業員が働くことができる環境を整えるために行われていることはたくさんありますが、その一つが作業環境測定です。
作業環境測定とは、人体に有害な物質が作業場内にある場合に作業環境測定機関に所属する専門の作業環境測定士が行う測定のことですよ。具体的に、

等人体に有害な物質を扱う作業場では作業環境測定を行うことが法律で義務付けられています。
あなたの職場でも作業環境測定を行う必要がありますか?
もしそうならどのような手順で測定が行われるのか知りたいと思うことでしょう。
そこで本日は、作業環境測定の手順を3つに分けてご紹介致します。作業環境測定が具体的にどのように行われているのかを知るために是非お役立てください。

その1:いつ・何を・どのように測定するか決める(デザイン)

測定する場所ごとに有害物質の種類は異なりますよね。
そのため作業環境測定をする前に、測定の対象にする物質・測定方法・測定日時・分析方法が決められます。
これが「デザイン」と呼ばれる最初の手順です。
デザインでは作業場の範囲と作業員の行動範囲によって測定するポイントも絞り込みます。最終的な測定ポイントは有害物質が平均的に浮遊している場所と有害物質の量が非常に多い場所の2つに決められますよ。

その2:サンプリングと分析

作業環境測定のデザインが決まったら今度実際に有害物質を採取します。これがサンプリングです。
サンプリングはデザイン時に計画した手順に従い、特殊な器具を使って物質を採取・計測していきます。
サンプリングが終わると今度は分析です。この分析も最初のデザイン段階で決定した方法と器具を使って行われますよ。

その3:評価

作業環境測定として最後に行われるのが評価です。
分析の結果に基づき採取した作業場の評価をしていきます。この評価には3つの区分がありますよ。

  • 第一管理区分:良好な状態
  • 第二管理区分:濃度を超えないが改善の余地がある状態
  • 第三管理区分:直ちに改善が必要な状態

このような3つの区分に分けられます。
評価ができたらそれを元に報告書が作られ、改善点がある場合は事業所に対して適切なアドバイスがなされることでしょう。

いかがでしたか?

この記事では作業環境測定の内容と3つの手順をご紹介致しました。
作業環境測定とは、「人体に有害な物質が作業場内にある場合、作業環境測定機関に所属する専門の作業環境測定士が行う測定」のことです。そしてそれは3つの手順に分けることができます。

  • その1:いつ・何を・どのように測定するか決める(デザイン)
  • その2:サンプリングと分析
  • その3:評価

このような手順で作業環境測定は行われます。
法律上作業環境測定は資格を持つ人が行う必要がありますが、これらの業務を個人で計画的に行っている場合も作業環境測定とみなされることがあります。この点も覚えておくといいですよ。