アレルギー症状を引き起こすハウスダスト!効率よく掃除するポイント

長引く咳(せき)やアレルギー症状に悩んでいませんか?特に、アレルギーは人それぞれ原因が異なりますが、最も多いのはハウスダストによる被害です。
現代医療では、アレルギーの原因を血液検査で判断することは容易なこと。しかし、大人にとっては難なくこなせる血液検査でも、子どもにとっては不安と苦痛を伴うものになるでしょう。
アレルギーに悩んでいる人の数は現代人では3人に1人とされているほど、深刻な病気だと捉(とら)えるられています。日々の不快症状に疑問を抱いている方、アレルギーがきっかけでさまざまな症状に悩んでいる方は、この記事を参考にしてハウスダスト対策を強化していきましょう。
今回は、悩ましいハウスダスト対策についてご紹介していきます。

  1. ハウスダストとは?
  2. ハウスダストによる症状
  3. ハウスダストの掃除の仕方
  4. まとめ

1.ハウスダストとは?

流れ落ちるような鼻水・イガイガした不快な喉・辛(つら)く苦しい咳(せき)など、一見風邪と見間違うような症状の原因を考えたことはありますか? 
なかなか完治しない症状は、ハウスダストと大きなかかわりを持っているのです。ハウスダストという言葉は今でこそ一般的になりましたが、ハウスダストの中にはさまざまな要素が含まれていることをご存じでしたか?まずは、ハウスダストとはどのようなものであるかを知っておきましょう。

1-1.肉眼での確認が可能なもの

肉眼で確認できるハウスダストには、ほこりがあります。部屋にほこりが目立つことで、掃除のきっかけになることでしょう。ほこりと一言で片付けても、さまざまな要素が含まれていることを知っておくべきです。
人の抜け毛・ペットの被毛やフケ・服の繊維・布団などが挙げられます。布団からは羽毛や内綿などが飛び出してほこりとなり、部屋中に浮遊しているのです。

1-2.目には見えないハウスダストもある

肉眼で確認できるハウスダストなら、ほこりが気になって掃除しようと思うはずです。しかし、残念ながら室内には目に見えないハウスダストが数多く存在します。
ダニの死骸とフン・カビ・細菌などが、目に見えないハウスダストです。目に見えないことで、知らず知らずに吸い込んでいて、アレルギーを引き起こす原因となっています。
前述のとおり、血液検査でアレルギーの原因を突き止めることができますので、症状が長引くようなら早めに受診し、症状が緩和する方法を知ることが改善の第一歩です。

1-3.花粉

花粉によるアレルギーは、原因となる植物の種類は人により異なります。中には、季節性のものもあるのです。多くの人が悩む花粉症は、季節性だとされています。
花粉は、どんなに注意していても、服や髪の毛に自然と付着してしまうのです。

2.ハウスダストによる症状

気になるのは、ハウスダストによる影響です。具体的にどのような症状が出るのでしょうか?辛(つら)い症状がハウスダストだとわかると、悩ましい症状緩和にもつながるはずです。

2-1.アレルギー性鼻炎

ムズムズしたかゆみを伴う鼻炎は、鼻の粘膜が炎症を起こすことで発症します。風邪による鼻水と異なるのは、水のように垂れるのが特徴的です。
鼻の粘膜が刺激を受けると、くしゃみも止まらなくなります。ハウスダストによるアレルギー性鼻炎は、年間をとおして発症するので注意が必要です。

2-2.気管支喘息(ぜんそく)

気管支喘息(ぜんそく)は、子どもでも大人でも発症する可能性がある深刻なものです。特徴的なのは、ヒューヒューと鳴ってゼイゼイ詰まるような音が、呼吸をするたびに聞こえます。
激しく咳(せ)き込むこともあり、粘性の痰(たん)が出ることもあるのです。風邪だと思い込んで長引いてしまうことも少なくありません。症状が続くようなら、早めに医療機関を受診するべきです。

2-3.アトピー性皮膚炎

ハウスダストでも、アトピー性皮膚炎を起こすことをご存じでしたか?食品によるアレルギー反応の一種だと捉(とら)えられがちですが、ハウスダストがきっかけになっているケースもあります。
皮膚の薄い乳幼児期はじゅくじゅくした腫れを伴いますが、成長に従ってかさついた肌に変化し、硬くなることもあるのです。アトピー性皮膚炎の特徴は、強いかゆみ。かきむしって掻(か)き壊すこともあり、注意しなければなりません。ほとんどの方が成長とともに、症状が緩和していきます。しかし、まれに大人になっても辛(つら)い症状が続くこともあるのです。

2-4.結膜炎

結膜炎は、かゆみと充血を伴います。悪化した場合、白目がむくむケースも。結膜炎の原因は、ハウスダストが結膜に入り込むことだと考えられています。

3.ハウスダストの掃除の仕方

健康を害する恐れもあるハウスダストは、掃除のポイントを知っておくと減らすこともできます。小さなお子さんがいる家庭では、アトピー性皮膚炎や気管支喘息(ぜんそく)にかかることは避けたいですよね。
快適な空間作りのために、ぜひ掃除方法を見直してみてください。

3-1.掃除は朝起きてすぐ

朝はバタバタ忙しく過ごす方が多いと思いますが、目覚めてすぐに掃除をしてみてください。人が活動している時間帯は、ハウスダストが部屋の中を舞っています。しかし、夜間になると自然と床面に落ちてくるのです。
人が活動を始めると再びハウスダストが舞ってしまうため、床面に留(とど)まっている間に掃除するのがポイントになります。
外出後の掃除も効果的です。人がいない間に、ハウスダストがゆっくり落ちています。掃除の時間帯を見直すだけでも、ハウスダストを減らすことができるのです。

3-2.掃除機の使い方

掃除機をかけるときに、ひと工夫するだけで吸い取る量が変わってきます。ハウスダストは高い場所から低い場所へ移動するのが特徴です。
天井や棚の上など高い場所から掃除を始め、ゆっくり低い場所へ移動していきましょう。床面の掃除だけでは、ハウスダスト除去には十分だとは言えません。高い場所の掃除に便利なハンディータイプの掃除機を活用してみてください。

3-3.空気清浄機は玄関に設置

ハウスダスト対策として、空気清浄機を使う家庭が増えています。特に花粉症の方に好まれていますが、設置場所に意識を傾けているでしょうか? 
花粉は衣類や髪に付着し、玄関に入ったときから室内に飛散していきます。空気清浄機を設置する場所は、玄関がおすすめです。家に入る前は、衣類や髪に付着した花粉を手で払ってください。落としきれなかった花粉は、玄関に設置してある空気清浄機で吸い取るようにしましょう。
家に持ち込まない工夫が、ハウスダスト対策では有効です。

4.まとめ

ハウスダストについてご紹介しました。

  • ハウスダストとは?
  • ハウスダストによる症状
  • ハウスダストの掃除の仕方

 ハウスダストは、衣類の繊維・布団の内綿などの目に見えるほこり、ダニの死骸やフン・カビ・細菌などの目に見えないもの、花粉などを指しています。
ハウスダストは健康を害する恐れがあり、アレルギー性鼻炎・気管支喘息(ぜんそく)・アトピー性皮膚炎などの症状を引き起こすので注意してください。
高い場所から掃除を始めるのも大切で、人が活動を始める前の朝一番にするのもポイントです。ハウスダスト対策は、掃除方法の見直しも取り入れてください。