衛生管理者の試験は難しくなった? そう考えられている理由や対策を解説

「衛生管理者の試験が難しくなった」「衛生管理者試験の合格率が、下がっている」。衛生管理者の資格取得を目指している人の中には、このような話を聞いて、不安になる方もいらっしゃるでしょう。確かに、平成28年度の試験から合格率が下がっています。しかし、だからといって試験が極端に難しくなったと言いきることはできません。

今回は、衛生管理者の試験が難しくなったと言われる理由や、合格につながる勉強方法などを紹介します。

  1. 衛生管理者の試験が難しくなったと言われる理由
  2. 合格に必要な知識が身につく勉強方法
  3. 衛生管理者の試験概要
  4. 衛生管理者に関するよくある質問

この記事を読めば、合格に必要な知識を効率よく身につける勉強方法も分かるでしょう。衛生管理者の資格取得を目指す人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.衛生管理者の試験が難しくなったと言われる理由

はじめに、衛生管理者試験が難化したと言われるようになった理由や実際の難易度について解説します。

1-1.衛生管理者の合格率は低下傾向にある

衛生管理者試験は、毎年合格率が発表されます。平成27年度までは、第一種が50%台、第二種が65~70%でした。しかし、平成28年度から第一種が40%台、第二種が50%台に落ちています。合格率が10%も低下していれば「試験が難しくなった」と言われるのも無理はありません。平成30年度の合格率はまだ発表になっていませんが、同じくらいだと考えられています。

1-2.試験は本当に難しくなったのか?

しかし、いくら合格率が低下したとはいえ、合格率が40~50%というのは国家試験の中では高いほうです。衛生管理者の試験が年に何回も行われているとはいえ、試験を主催する安全衛生技術試験協が試験の難易度を高めたとすれば、もう少し合格率が下がるでしょう。そのため、難しくなったのではなく、試験の傾向が変わっただけではないかという意見もあります。

1-3.再チャレンジ組や古い問題集を使っている人が落ちやすくなっている?

出題の傾向が変わった場合、平成27年度までの問題しか載っていない問題集や参考書を使っている人や、平成27年度の試験に不合格となり、平成28年度に再チャレンジした人が落ちやすくなります。そう考えれば、10%という微妙な合格率の低下も納得がいくでしょう。

1-4.知識がしっかりと身についている人は合格しやすい

問題の切り口が変わっても、知識がしっかりと身についていれば大丈夫です。また、最新のテキストや問題集を使っている人は、試験の傾向が変化していることに気がつきやすいでしょう。つまり、「絶対合格する」という気持ちでしっかり勉強している人ならば、問題なく合格できます。過剰に不安になることはありません。

試験が難しくなったというより、出題傾向が変わったという感じでしょうか?
はい。その可能性が高いと考えられます。

2.合格に必要な知識が身につく勉強方法

この項では、衛生管理者試験を合格するのに必要な知識を身につける方法を紹介します。

2-1.参考書や問題集は最新のものを選ぶ

参考書や問題集は、毎年改訂版が出されます。ですから、最新のものを購入しましょう。問題の切り口が変わった場合でも、最新版ならば、カバーしてくれるはずです。また、市販の参考書よりも通信教材のほうが試験問題の変化には素早く対応します。ですから、独学でがんばったが不合格だった場合は、通信教材を利用するのもおすすめです。

2-2.問題集の答え合わせでは、解説もしっかりと読む

衛生管理者の試験問題は、知識を問う問題です。ですから、参考書を暗記して知識を身につける勉強をします。参考書を読んだら、その箇所の過去問を解いてみましょう。知識が身についていれば解けるはずです。間違った問題は、答えだけでなく解説もよく読みましょう。そうすれば、出題の意図もつかめます。また、問題集は何度もくり返して解くことで、出題の傾向もつかめるため、必ず複数回解いておきましょう。

2-3.一発合格を目指す

衛生管理者の試験は、ほぼ毎月実施されます。ですから、「落ちたら次がんばればいいや」と思う人もいるでしょう。しかし、そのような気持ちでは勉強に身が入りません。ダラダラ勉強すれば、集中力も散漫になります。一発合格を目指して勉強に取り組みましょう。

2-4.SATの教材を利用するメリット

SATの教材は年に数回改訂を行っており、試験の傾向が変わってもすぐに対応できます。また、SATの教材はテキストだけでなく、専門の講師による講義を収録したDVDやeラーニングがついているので、「聴いて覚える」ことも可能です。さらに、eラーニングはスマートフォンやタブレットでも視聴可能なので、通勤時間や休み時間にも勉強するのに便利でしょう。

問題集などは最新のものを使うのが大切ですね。
はい。安いからといって安易に中古品を使うのはやめましょう。

3.衛生管理者の試験概要

衛生管理者試験は、衛生管理に関する実務経験があれば受験できます。必要な期間は学歴によって異なるので、安全衛生技術試験協のサイトを確認してください。また、保健師・薬剤師・医師など特定の資格を取得していれば、最寄りの労働局に申請すれば、第一種衛生管理者の資格を取得できます。試験科目の内容や申し込み方法などは、こちらの記事にも詳しいので、併せて読んでみてください。

衛生管理者の試験は、毎年行われるんですね。
はい。ほかの国家試験に比べるとチャレンジしやすいものです。

4.衛生管理者に関するよくある質問

この項では、衛生管理者に関するよくある質問を紹介します。

Q.衛生管理者の試験問題は定期的に出題傾向が変わるのでしょうか?
A.断定はできませんが、衛生管理者試験は試験回数が多い分、問題の傾向も把握されやすいのでその可能性はあります。

Q.衛生管理者の試験は、どのくらい勉強すれば資格取得に必要な知識が身につくでしょうか?
A.SATの教材を利用すれば、最短で2週間あれば合格に必要な知識が身につくので、ぜひ試してみてください。

Q.衛生管理者の試験は、1年のうちに2種と1種の両方を取得することはできますか?
A.2種の受験資格しか満たしていない場合は、不可能です。

Q.衛生管理者の試験問題は持ち帰りできますか?
A.いいえ。できません。

Q.衛生管理者の試験は、会場がいっぱいになると募集が締めきられると聞きました。
A.はい。試験が何度もある分、会場がいっぱいになった時点で申込期間中でも締めきられてしまいます。ですから、土日の試験日は、早めに申し込みましょう。

まとめ

今回は、衛生管理者の資格試験が難しくなったと言われる理由などを解説しました。合格率が低下したとはいえ、試験が難しくなったと断言することはできません。しっかり勉強していれば、特別なテクニックを身につけなくても合格は十分に可能です。常に最新の情報や問題を手に入れ、勉強しましょう。


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